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COMIC ・ CHAPTER 00

終わりを知る者

第0話 冒頭13ページ試し読み(フルカラー・日本語)

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第0話 扉絵。月明かりと紅葉の中で振り返るカラス。題字「終わりを知る者」。
01 ・ 扉絵
日本、とある山の中。月夜の山に神社の灯りがともる。拝殿で正座していた東雲光羽が「……時間ですね。」とつぶやき、鳥居へ向かって歩きだす。
02
紅葉の森に波紋が広がり、星空のような裂け目が開く。黒いロングコートのカラスが現れ、落ち葉の上に足を下ろす。鳥居の下では、光羽が夜の山を見下ろしている。
03
裂け目を背に、紅葉の森を歩くカラス。「……また、知らない土地だ。」「誰もいない場所なら、それでいい。」
04
灯籠の並ぶ長い石段の先に、鳥居と満月。「石段……神社か。」「灯りが、ついている。」石段を見上げるカラス。上から見下ろす白い袖の向こうに、カラスの姿。「……誰か、いる。」
05
見開き。紅葉と灯籠の石段で、東雲光羽がカラスを見下ろす。光羽「——お待ちしていました。」カラス「……人違いだろう。」光羽「いいえ。今夜ここへ来る、あなたを。」カラス「……僕を、待っていた?」
06–07 ・ 見開き
カラス「誰だか知らないが——それ以上、近づかないほうがいい。」光羽が石段を下りてきて一礼する。「申し遅れて、すみません。」「東雲光羽と申します。」「この上にある、光の神社の巫女です。」カラス「巫女……」
08
カラス「……未来?」光羽「私には、未来の欠片が見えます。」「予知、と呼ばれる力です。」「だから、あなたが今夜ここへ来ることも、知っていました。」カラス「……それを、信じろと?」光羽「では——あなたのことを、ひとつだけ。」
09
光羽「あなたには、呪いがあります。」「そばにいる人に、不幸をもたらしてしまう呪いが。」カラスの心の声「……誰にも、話したことはない。」「それに——ここは、僕のいた世界ですらない。」光羽が一歩近づく。カラス「……知っていて、近づくのか。」「……何者だ、この女は。」
10
光羽「——その呪いは、今は働きません。」カラス「……どういう、ことだ。」光羽「——こうしてそばにいても、何も起きません。」「詳しいことは、中でお話しします。」「ここは冷えますから——どうぞ。」カラス「……聞くだけなら。」石段を上っていく光羽の背中。
11
見開き。「光の神社。」鳥居と満月の下、境内へ向かうふたり。光羽「——すぐ横の灯籠、今、消えます。」灯籠の火が消え、煙が立ちのぼる。カラス「……いや、コントロールは可能か……」社殿の戸を開けて振り返る光羽。「どうぞ。」
12–13 ・ 見開き

TO BE CONTINUED

試し読みはここまで

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第1話 扉絵。薄暗い神殿の長椅子の間に天井から一筋の光が差し込み、リセッタが光の中でひざまずいて両手を組み、祈っている。題字「VOID REWRITE 黒き機械龍の世界侵攻」、話題「第1話 —— 未来を見る少女」。
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